おくりびと2
おくりびと で一番印象的だったのは、納棺夫に対する世間一般の眼だ。
周りのものは蔑むような態度で主人公=納棺夫にあたる。また、妻にしても、彼の職業が原因で家を飛び出してしまう。 この根底にあるのが、ケガレの発想である。ヨゴレは洗えば落ちるが、ケガレは洗っても落ちない。というものだ。 間違っている!そもそも、ケガレなど存在しない!職業に貴賤はない!これは、ヒト化プロセスからも断言できる! ヒトの乳幼児の運動発達=ヒト化プロセスは人種や性別をとわず、その発現順位はすべて一緒だ。もうこの時点で、ヒトに上下はないことの証明である。 たまたま、その職業を選んだだけで、それで身分が決定してしまうのなんか、おかしくはないか? これは、僕たちの業界についてもいえる。 ヒトの身体を素手でさわるから、僕たちの社会的地位は低い。 これは、日本に限ったことではない。 また、どこかの宗教は、頭にさわると、さわられるとカルマがつくとか お偉いヒトにもらったエネルギー入りの水晶だとか宝石だとかを、ヒトにさわられるとエネルギーがなくなるとか・・・・・・ 本当に信じてるの?うそじゃね? ヒトの身体にさわったぐらいで、ケガレもしないし、もしケガレるんなら、とことんまでケガレてやるぞ!だよ! 僕は、この療術を、天職であると信じるし、この職業以外には、道がないとまで思っている。僕の命が続く限りは、療術道を全うする所存です。 で、この納棺夫も、納棺夫を天職と決意したことで、その技術が芸術の域までいく! 僕も、この療術道を極め、その技術を芸術の域まで拡大していきたい。 あの、医療の世界では、医療技術の哲学と芸術を重んじ、それをヒーリングアートと呼ぶ。 癒しの芸術。 だから、僕は、ヒーリングアーティストなのです。ちょっと、かっこよくない?
by gokurakudo66
| 2009-07-17 13:53
| 日記
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